【自己防衛】コロナ第3波
最近のニュースでは、連日コロナウイルス患者が過去最高を記録していますと話題になっています。「Go to トラベル」などの政府の方針による影響もあると思いますが経済を停止するとそれは多くの方の不幸を招くことなので難しい判断だと思います。
しかし、個人でできる予防法は国や関係機関より周知されている「三密」を避けるということのほかに消毒をこまめに行うことだと思います。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師などの手技療法に携わる施術者にとって消毒とは日常であり徹底的に叩き込まれる学問でもあります。国家試験でも多く出題され重要性がよく分かります。
換気や施術者の消毒はもちろんのこと空間の除菌を体に優しい消毒法で行っています。
今回、みなさまの参考になればと思い消毒に関することをご紹介します。
消毒対象は
- ウイルス
- 細菌
- 真菌
- 原虫
ここでは身近な消毒ということでウイルスと細菌について浅くお伝えします。
深くなると止めどなくなるのでわかりやすいように努めて説明します。
ウイルスや細菌には多くの種類が存在しています。
その消毒方法にもいろんな種類があり特定の消毒法でないと効果がない場合もあります。
- 熱を加える(煮沸消毒など)
- 乾燥
- 浸透圧(漬物など)
- 化学薬剤(アルコール消毒、逆性石鹸など)
色々と難しく説明してしまいますがコレでも簡単に説明しています。
ざっくりのざっくりです。
消毒法に含まれる条件
- 人畜に無害・安全であること
- 消毒対象物に損傷を与えないこと
- 方法が簡単なこと
- 安価であること
- あらゆる病原菌に対し殺菌力が大きいこと
などがあると思います。
当院で行っている消毒です。
難しい言葉を使っていますが、手洗いとアルコール消毒です。
ここで注意しないといけないポイントがあります。
手洗いを追って説明していきます。
- 逆性石鹸などを使用し流水で20秒以上、洗浄剤の付着がないようにしっかりと流します。
・石鹸を泡立てて手掌、手背、手指、指先を洗います。
・手首までしっかりと擦ります。
※ ペーパータオルを用いて水気をしっかりと拭き取ります。
備え付けのタオル(供用)がおいてあってもそこに菌が付着していた場合、綺麗な手が汚染されてしまう恐れがあるのでペーパータオルが望ましい。
(きちんと乾燥していないとアルコールの効果が落ちる)↑ここポイント - 手指洗浄液を3㎖手に取り手に擦り込みます。70%程度のエタノール洗浄液使用しましょう。それ以下では効果が限定されます。
・手掌、指先、手背、手首などしっかり擦り込みます。
・可能ならば自動で消毒液を噴射してくれる装置の方がプッシュ式に比べ衛生的だと考えます。
案外濡れた手でそのまま消毒を行なってしまう場合があります。消毒効果は激減してしまいますので、ポイントを抑えて最大効果の消毒をしましょう。
コロナ禍で仕方のないことですが、手洗いに熱心になりますが注意が必要です。
注意するのは手の洗い過ぎによるもともと持っている手のバリアが崩壊して菌の温床となる場合があります。
論文でも諸説あり説明し難いのですが、私見では手洗いで流せるのは埃やゴミ程度、エタノール等で手の消毒と考えます。
明らかに手に埃やゴミがついていない場合エタノールの手指消毒で十分でないかと考えます。
最近取り入れた除菌に空間除菌を考えました。
物に菌が付着しているのは想像できますが空間にも菌は存在します。コロナウイルスは空気中に滞留している時間が他のウイルスより長いとの研究もあるため、空間除菌も有効であると考えています。
そこで、見つけたのが
(メーカーの詳細ページ↓)
当施術院では、乾燥を防ぐために加湿器を利用しています。そこにこの溶剤を混ぜて利用するだけでウイルス除菌の効果が追加されるということです。商品名でアロマということでいい香りも気分を落ち着かせてくれます。
コレからの時期に必要な加湿器なので合わせてご紹介します。
マスクに頼る生活なので安心を追加
菌は目に見えないので心がけが大切です。
しっかり準備して大切な家族や自分自身を守りましょう。