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ロコモティブシンドローム対策を

ロコモティブシンドロームという言葉をごぞんでしょうか?

 

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、

 運動器症候群と呼ばれる障害です。

 運動器とは、人間が動くために使われる部位のことで、「筋肉」「骨格」「関節」「軟骨」などのことを言います。これらのうちいずれかまたは、複数の部位で障害が発生して日常生活で行われる。「立つ」「座る」「歩く」「持ち上げる」など体を動かす機能が低下してしまった状態のことを言います。

 

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体の虚弱化は、人生を楽しむ力を奪ってしまう。

 ロコモは複合的な要因によって引き起こされていますが、最も大きな原因は「筋力の低下」です。筋肉は使わないと、「筋肉量」「筋力」「柔軟性」など低下してしまうため、日常生活上の動きが障害されます。運動不足の状態が続くとロコモティブシンドロームは加速度的に進行してしまいます。

 さらに、加齢とともに筋肉量・筋力の低下が進むと「サルコベニア(加齢性筋肉減少症)」という状態に陥り、サルコペニアが進むと筋肉で体を支えられなくなってしまいます。

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膝痛

 お買い物や旅行などたくさんの楽しい思い出づくりも健康な体があってからのことです。

 

 そのほかにも、「骨粗鬆症」「軟骨の変形やすり減り」が悪化することでロコモは進行し悪循環が発生します。

 

ロコモティブシンドロームの兆候

  • 関節に痛みがあり、動くことに支障がある。
  • 体が硬く、前屈や開脚などがしづらい。
  • 長時間歩くことが辛い。
  • 段差などで躓くことが多い。
  • 歩くスピードが遅くなってきた。
  • ちょっといた階段の上り下りで足がつらくなる。
  • ふくらはぎが細くなってきた。

「まだ大丈夫」の過信は禁物!

運動習慣のない、座りっぱなしのことが多い30代当たりからロコモの兆候が現れることもあるので、若いからといって油断は禁物です。

 

 10年後、20年後を見据えて体を動かしていくことが大切だということを忘れずに!

 

スロトレはロコモ改善に効果絶大

 ロコモティブシンドロームを予防・改善する方法は、筋肉量を増やし、強化していくことです。つまり、スロトレはロコモの特効薬と言えます。

特に、サルコペニアの予防・改善には大きな効果を発揮してくれる。

 すでにロコモの兆候が現れている人にも、スロトレをおすすめしたい理由は、関節への負荷が低く、軟骨のすり減りなどの症状を悪化させるリスクが少ないことにあります。また、運動習慣のない人、高齢の人でも無理なく安全に続けられる。肥満改善効果も期待できることから、体重増加による関節への負担も軽減でき、ロコモの進行を食い止められます。

 

まとめ

 ロコモティブシンドロームと聞くと、高齢者の問題と考えている人も多くいるでしょう。しかし、それは大間違いでロコモはある日突然発生するわけではありません。

 若い頃からの運動不足などの積み重ねが原因になるからです。症状が顕著になる前にスロトレをスタートさせて、ロコモの悪化を食い止めてみましょう。

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散歩

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