どぎゃんかい

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寒い時期は「腎」を労りましょう。

12月20日の今日は二十四節気の一つ「大寒」です。

とても寒い時期となるこの時期に古来から東洋では、冬は『陰』が盛んになり、陽の気が弱くなる時期となります。

 

この時期はトイレが近くなる方も多いと思います

 

人体において「腎」は下方にある臓器で冬は腎が嫌う時期と考えられています。

排尿はその腎の働きと密接に関係しています。

 

腎機能が落ちると膀胱の働きも衰えてしまいます。

膀胱が尿をとどめておく力が弱まりご高齢の方や冷え性の方が寒いとトイレが近くなりがちです。

 

先程も書きましたが寒いと陽気が弱くなる時期なので陽気を補うために暖かい物を食すか。体を温めて陽気を補うことが大切です。

この季節に取った方が良い食材として、黒い食べ物があげられます。主な食べ物として、黒豆・黒ゴマ・きくらげ・ひじき・海藻類・黒砂糖などです。

また、寒い地方では古来より塩漬けなどが用いられています。「塩味」は腎を養う味付けであるため、理にかなっていると言えます。

 

反対に、乳製品や砂糖などは腎に負担をかけてしまう食べ物と考えられています。

 

東洋では、腎機能の不調は、聴力の低下・生殖器、骨などと関連性があり、寒い時期だけでなく日常的に耳鳴りや不妊、頻尿などのような症状がある方は、東洋医学的アプローチを考えてみるのはいかがでしょうか?

 

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